やむを得ず後継者がいない場合など、最近墓じまいの相談を受けることが多くなりました。
「墓じまいをして、永代供養してくれるお寺にお骨の引っ越しをする」という依頼が多いです。
富士宮周辺のこの地域は、自宅の近くの田んぼや畑の一角にお墓があることも多いです。
そのように自分たちの敷地内にお墓がある場合も、お経をあげてもらって更地にします。
両家墓にするという方法もあります。
いろんなケースがあると思います。
ご相談いただければお役に立てると思います。

◆届け出等の手続きから代行します。

まず、お骨を動かすには、今お骨が埋葬されている地域の行政への届け出が必要です。
富士宮市内であれば、富士宮市役所に改葬許可を申請します。
今あるお墓が遠方の場合もご相談ください。
書類に不備があって遠方の役所にわざわざ2回出向くことになった、なんて話も聞きます。
今はほとんどの役所がネットで受け付けていますし、我々慣れている業者に頼めばスムーズに行くと思います。

◆放置されたお墓は行政に処分されることを知っておいてください。

「墓地、埋葬等に関する法律」という法律があります。行政は、放置されていると思われる墓地に「墓の使用者・縁故者は申し出るように」と立札等で告知してから1年間申し出がなかった場合には、それは無縁墓と判断し、解体・撤去ができるものとされています。「放っておけば行政が処分してくれる」だなんて思わないでください。

◆今あるお墓が共同墓地の場合はそこの管理会社、お寺の墓地の場合はお寺との話し合いになります。

◆手元にお骨の一部を置いておきたいという方には、お骨の粉をビンや甕に入れてお渡ししています。

◆「お寺との付き合いがないけれど、お経をあげてほしい」の相談もどうぞ。